八ケ岳の暮らし

ふんどしパンツの出来るまで

ふんどしパンツとの出会い

手芸好きだった私には友達からよく、「あれ作って~」「こんなん作って~」とリクエストが来ます。ふんどしパンツもその一つで、私の最初の反応は、そんなもの誰が履くんだ・・・でした。

私の反応とは裏腹に、履きたい友人、既に履いている友人。。。。ふんどしパンツに興味のある友人が沢山!!!いることに正直かなり驚きました。こういうところが、さすが八ヶ岳だとも思います。

ふんどしパンツ(以下、ふんぱんと略しますね♡)は相場が3000円~5000円。一枚数百円の肌着を身に着けている私はびっくりで、なおさら誰がそんなもの履くんだ・・・でした。

しかし、リクエストが熱いなと感じたので友人たちを集めて型紙から作ってみよう!ということになり、「千鶴ちゃんふんぱん作って売ればいいよ」と軽くアドバイスをもらったのもこの頃でした。

手芸は大好きでしたが、それが仕事になるなんて夢のまた夢という感じ。子育てが少し落ち着けばパートに出て、もっと落ち着けばフルタイムで働いて・・と思っていたので、いつかそんなこと(好きを仕事)になれば夢みたいだなぁ~と心躍ったのを覚えています。

さて、話を戻してふんぱん作りの始まりです。自分達で履くので生地にもこだわります。ここは八ヶ岳なのでエネルギーの高いヘンプコットンがいいよね、とさすがなこだわりの声に全員賛同。

大事な子どもたちの心身も優しく包みたいと母達の、自然に優しく熱い想いも注入。

突然温泉に行くことになっても恥ずかしくない、むしろ可愛いデザインがいい。

お手洗いで紐を結んだりめんどくさいのは嫌。普通の下着の使い勝手の良さはそのまま残したい。

みんなで何度も試作と試着を繰り返し、型紙を完成させました。

ゴムストレスを最大限に軽減するため、お腹と背中に当たる部分のゴムも外しました。

こだわり満載のふんどしパンツです。

 

ふんどしパンツ販売へ

こだわりの生地ヘンプコットンで作ったふんぱんは、これまで安い下着しか身に着けてこなかった私に衝撃の心地良さを与えてくれました。履いた瞬間、生地の気持ちよさに「あ」と声が出ました( ´艸`)そして、鼠径部(そけいぶ)を締め付けないふんぱんは、もうこれまでの下着は窮屈で履けないほど快適なものでした!!私たちのふんぱんは友人たちの口コミで人気に広がりを見せていき、あれよあれよという間にイベント出店のお声掛けを頂き販売することになりました。

ふんどしパンツに込めた私の夢

ふんぱんを知らず、数百円の下着を身に着けていた2018年の私は、ふんぱんを作りながら世の中の色んな事に目を向け始めました。数百円の下着は何でどうやって作られているのか?下着にそんなにお金をかけるなんて信じられないと思っていたけれど、本当に大事にするべきものは何なのかしら??なぜ女性の不妊が増えているのだろう??冷えは?生理痛は?子どものアレルギーは??癌は??日本は今どうなろうとしているのだろう??なんで投票率がこんなに低いの??・・・・ふんぱんとは無関係に思えるかもしれませんが、今の私にはすべてが繋がっているように見えます。

ふんぱんがいい!と思える世の中になれば、女性が自分のカラダを大事にすれば、自分の好きなことにもっと夢中になれば、日本は変わると思っています。

私も自分より先に子どもに・・と思ってしまうのですがまずは女性に、お母さん自身に自分の心と体にもっと目を向けて、大事にしてあげて欲しい。

そんな素敵な女性に育てられた子どもたちは、必ず自分のことも大事に出来るはずです。

ふんぱんは日本を変える!!私は本気でそう思っています♡

chikraヘンプコットンのふんどしパンツ

というわけで、私の作るふんどしパンツは八ヶ岳で暮らす親愛なる友人たちと共に、友人たちのために作っています。共に生き、支えあっている大切な友人たち。

女性が生き生きと自分らしく生きることで、八ヶ岳で暮らす子どもたちが自然と健やかに、のびのびと成長できますように。

そして八ヶ岳に暮らすそんな女性たちのように、自分自身を良く知り大事に出来る女性が日本中にもっともっとたくさん増えますように。

実はそんな熱い想いで作っている、chikraヘンプコットンのふんどしパンツです。